ダイモンジソウ
☆《やってみよう山野草 》 初級編その2 ダイモンジソウ
前回の「シラネアオイ」は少し入手しずらいと思いますので、
今回は園芸店で良く売られている
「ダイモンジソウ」をとりあげてみましょう。
ちょうど今が花期でもありますし、比較的値段も手頃です。
◇大文字草はユキノシタ科の多年草で、
低山から亜高山帯の渓流沿いの岸壁などに自生しています。
野生の大文字草は地域による変化が著しく、
葉や花の形に個性があり面白いものです。
園芸店に出回っているものは、品種改良されたものがほとんどで、
赤花や桃花、緑花さらには大輪、八重咲き、奇形花など、
さまざまな大文字草がありますが、野生のものは白花で、
5枚の花弁がちょうど「大」の字に見えるところから
この名前が付けられたようです。
よく見かける「ユキノシタ」に似ていますが、
ユキノシタは春咲きなのに対して大文字草は秋咲きです。
◇苗(株)の入手法
この時期は一般の園芸店で売られていることが多いものです。
安いものでは300円ぐらいからあります。
葉や茎がよく肥えて、張りのあるものを求めましょう。
注意すべき点は、安いものほど丈夫な傾向があります。
値が高く、銘品と言われる株ほど育てにくいものです。
◇鉢の種類
ビニールポットから石付けまで、幅広い植え方が可能です。
◇使用する用土
鉢植えの場合小粒の赤玉土と、小粒の硬質鹿沼土を等量配合すればOK。
水はけの良くないプラ鉢やビニールポットの場合は、
さらに軽石の小粒を10〜20%くらい混ぜます。
石付けにすると風情が出て一層見栄えがします。
石付けの場合は市販の専用土(商品名:夢想)を使います。
◇植え方
根を良く広げて、あまり深植えしないようにします。
◇置き場所
春先から初夏までは、午前中木漏れ日の差すような明るい日陰。
夏は、日陰。 秋は春先と同様の置き場。
冬は直射日光の当たらない北向きの日陰で、風当たりを避けます。
分かりやすく言うと、落葉樹の庭木(ツツジ、モミジ等)の下で、
午後日陰になるような場所に置き、冬は落ち葉をかければOKなのです。
◇肥料
ほとんど必要ありませんが、春先に薄い液体肥料を2〜3回やるだけ。
◇潅水
水分を好みますので用土を乾かさないようにしますが、
あまり多湿過ぎると軟腐病になりますから、
用土が乾き過ぎない程度に水やりします。
◇最後に
大文字草は世話好きで良く手をかける人ほど失敗します。
庭木の下に置きっぱなしで、「忘れていたらいつしか花が咲いていた。」
なんてことが多々あるものです。
ただ、毛虫に食べられてしまって全滅なんてこともありますから、
時々は見回ったほうが良いのかも・・・・・
投稿者 yamanohana : November 1, 2001 10:59 PM