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意外に美味しい“ノカンゾウ”
☆ 意外に美味しい“ノカンゾウ”
木曽谷北部でも日増しに雪解けが進んで、ようやく春の気配を感じられる
ようになりました。春と言えば山菜!
フキノトウやワサビは早春の山菜の代表格ですが、今回は人里に多く生え
ていて、しかも美味しいのに意外と採取されることが少ない「ノカンゾウ」
を紹介します。
◆ノカンゾウとは?
ユリ科の多年草で、夏にユリのような形(ユリ科だから当たり前か!)の
橙色の花を花茎の先端に2〜3個付ける、比較的大型の野草です。
同種でよく似た花に、あの有名な「ニッコウキスゲ」があります。さらに
「ヤブカンゾウ」というこれまたよく似た同種の仲間もありますが、木曽谷
では圧倒的に「ノカンゾウ」が多く生えています。
地方名もいろいろで、木祖村では「ピヨピヨ」と呼ばれています。
◆採取法
畑の周りや人里付近の、いたるところに生えていますから採取は簡単。
雑草扱いにされていることが多く、採取というより駆除の対象かも・・・
芽出し後の、本葉が扇型に開きはじめた若芽を地中の根際から引き抜き
ますが、カッターナイフなどで切り取った方が上手く採れます。
なるべく太い株を選んで採取しましょう。
◆食べ方
若芽は、おひたしや酢味噌あえがお奨めです。ぬめりのある独特の食感と、
クセの無いかすかな甘味が最高ですよ。
また、夏に咲く花も食べられます。花は、おひたしや天ぷらでいただきます。
ちなみに、「ニッコウキスゲ」や「ヤブカンゾウ」も同様に食べられます。
タラの芽やワラビが採れるまでの間、蒸しわさびとノカンゾウの酢味噌あえ
で一杯いかがですか?よく合う酒はやっぱり日本酒の熱燗!
休日はちょっと"ズク"を出して「ノカンゾウ」を採りに出掛けませんか?
投稿者 yamanohana : April 1, 2003 03:20 PM