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水生昆虫を食べる

◆◇水生昆虫を食べる◇◆

 伊那地方の珍味としてよく知られている「ザザムシ」は
皆さんご存知でしょうか?実際に食べた方もいると思いますが、
結構美味しいですよね。でもこのザザムシなるものが
一体何なのか知っている人は意外にも少ないのでは・・・

◆ザザムシとは
 正式な和名でザザムシという虫はありません。
 どうも伊那地方の方言(地方名)なのかもしれませんね。
 さまざまな説がありますが、ザザムシは一般的に川虫のうちでも
 カワゲラ、トビケラ、カワトンボなどの総称であって、
 固有の種を示すものではないそうです。
 ところが、最近売られているザザムシはトビケラだけしか入っていません。
 これはどうしたことか?
 最近はトビケラの幼虫をザザムシと呼んでいるとも聞きます。

◆トビケラとは
 水生昆虫の仲間で、幼虫は水中の石の裏などに住んでいます。
 成虫は体長3cmくらいで、細長い蛾のように見えます。
 幼虫は緑黒っぽい茶色で、芋虫のような形をしています。
 木曽地方ではクロカワムシなどと呼ばれています。
 現物を見ると、とても食べる気はしません・・・

◆食べ方
 トビケラの幼虫を捕獲したら、ちょうど蜂の子のように調理します。
 蜂の子は木曽地方でもよく食べられていますからご存知ですよね。

◆美味しい時期
 夏は幼虫の採餌が盛んなため、よく太っていますが、
 美味しくなるのは水が冷たくなる晩秋から初冬です。
 夏のトビケラはちょっとドロ臭いかも・・・
 天竜川のザザムシ漁も解禁は12月です。(納得)
 トビケラは2年間幼虫で過ごしてから成虫になります。
 2年目の大きな幼虫を捕獲しましょう。

◆夏でも美味しいカワゲラ
 トビケラと違ってカワゲラの幼虫は夏でも美味しく
 見た目にも美しい・・・?
 木曽川上流部には、トビケラはもちろんカワゲラもたくさんいますから
 試しに食べてみたらいかがですか?
 ちなみに、カワゲラはオニチョロ、ササミ、キンパクなどと呼ばれています。
 渓流釣りの餌としても使いますから、釣り人なら当然知ってますよね!
 釣り餌によく使う川虫(ヒラタカゲロウの幼虫)は
 生のまま食べても美味しいですよ。

◆◇ゲテモノなどと言わず、是非お試しあれ!

投稿者 yamanohana : September 1, 2004 04:11 PM