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野山で方角を知る方法
◇◇野山で方角を知る方法◇◇
まだ寒い日がありますが、
3月ともなると春の気配が感じられるようになりますね。
木曽谷南部では梅が咲き出しました。本格的な春まではもうすぐです。
野鳥の囀りを聞きながら、野山を散策するにはもってこいの季節ですよ。
そこで、今回は野山で道に迷わないようにするための知識として、
自分がいる位置の正確な方角を知る方法です。
◆晴天時なら簡単
普段通い慣れた場所なら、
周りの景色や道筋などでおおよその判断ができるものです。
ところが、はじめての場所だったり、
遠くが一望できないような場合は方角が分かりずらいもの。
そこで登場するのが「日時計」なのであります。
えっ!日時計で方角が?
と思われるかもしれませんが、
現在の正確な時刻が分かっていれば簡単に方角を知ることができます。
まず、地面に垂直に棒を立て、できた影の方向と時計の短針を合わせます。
このとき、時計の文字盤で12時の方向が真北になります。
要するに、正午の時にできる影は真北を指しているということです。
「私の時計はデジタルなんですけど・・・?」
・・・ハイハイ、アナログに読み替えてね!!
この日時計を逆に考えると、ある場所で方角が分かっていれば、
時計がなくても現在の時刻を知ることができるということになりますね。
いずれの場合も影ができるような晴天時に限られますが、
覚えておいて損はないでしょう。
◆曇天や雨天のときはどうするの?
太陽が出ていなければ日時計は使えませんね。
しかも、得てして道に迷うのはこのような天候の時が多いもの。
そこで考えられるのは、草や木などの植生から判断する方法です。
ただし、これにはある程度の知識と経験が必要で、
たとえば、コブシやイワカガミが自生しているのは北斜面だとか、
ヤマザクラは日当たりの良い南東方向の斜面に多いとか、
あるいは、樹木に苔(こけ)が付き易いのは北側とか、
木の枝が均等に伸びず、短い枝の多い方が西側とかです。
また、積雪期なら雪庇(せっぴ)が出来やすいのは東側など、
熟練者でなければ判断が難しいけれど、
方角を知るための参考にはなります。
当然のことながら、これらの判断材料には例外がつきものですから、
たった一つの事象をとらえて判断するのは危険です。
◆磁石(コンパス)と高度計と地図を・・・
方角を示す磁石は誰でもご存知でしょう。
そして使っている方も多いと思います。
でも、普段から高度計を持ち歩くような人は少ないと思います。
磁石と高度計と地図があれば、
自分のいる位置がだいたい把握できるものです。
はじめての山はもちろん、普段行きつけの野山でも
この3点セットを持参するようにすると楽しみ方が変わるかも。
最近は、携帯用のGPSなるものが販売されていますが、
高価なこともあってまだ一般的ではありません。
やはり、日頃から注意深くフィールドを観察し、
経験を積むことが一番大事なのかもしれませんね。
◆◆方角には直接関係ありませんが、
悪天候時には、風を背にして左手前方45度の方向に
低気圧の中心があるということも知っていると便利ですよ。
投稿者 yamanohana : March 1, 2005 04:20 PM