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ワカサギ竿を作ろう

 冬の釣りといえば、やっぱりワカサギ釣りですよね。
氷上での穴釣りはもちろん、ボートやドーム船での釣りなど
これからのシーズンは楽しみがいっぱいです。

◆ワカサギ竿の種類
 ボート釣りや桟橋からの釣りでは、ある程度の長さが必要ですが、
 氷上での穴釣りやドーム船で釣る場合は、短い竿の方が取扱いに便利です。
 一般的な竿の長さは、ボート釣りで 1〜1.5m、桟橋や岸からの釣りでは
 4〜5mといったところでしょうか。
 これに対し穴釣り用の竿は、せいぜい 30cm程度です。いずれの場合も
 道糸を巻きつけるための、リールや糸巻きなどを付けるのが普通です。

◆自作の薦め
 穴釣り用の竿なら比較的簡単に自作できますから、
 ベテランの釣師はもちろん、これからワカサギ釣りを始めたいという方も、
 是非自作に挑戦してみて下さい。
 市販の竿で釣るよりも楽しさが倍増することでしょう。

◆竿の材料
 身近なもので竿の材料に適した物はたくさんあります。
 たとえば、
 竹・塩化ビニール(水道管)・プラスチック板・使い古した渓流竿など、
 工夫次第でいろいろな物が使えます。
 また、釣具店には専用の材料を売っているところもあります。

◆お奨めの材料
 何処にでもあって簡単に手に入るものといえば、竹ですね。
 竹の中でも、 良く乾燥した真竹や破竹が材料に適していますから、
 身の回りを探してみましょう。
 ただし、竹ひごのような細くて丸いものは適しません。
 平たい棒状のものがいいでしょう。
 スノコ・ホウキの柄・壊れた蛇の目傘・鳥かご・・・等々
 きっと何か見つかると思います。

◆自作の要点
 竿の長さは20〜30cm、幅は手元側で5〜8mm、竿先で3〜4mm
 になるよう削り、さらに手元から竿先端に向かって徐々に薄くなるように
 少しづつ削っていきます。
 要するに、先端が薄く尖った平たい帯状にします。
 少し専門的になりますが、
 ワカサギ釣りで使うおもり(錘)は1号〜3号ですから、
 自分の使う仕掛けに合わせて竿とのバランスを調節することになります。
 仮に2号のおもりを使おうとするなら、
 竿のしなり具合を2号おもりに丁度合うよう、
 竿幅と厚さを調節していきます。
 その際、先調子にするとアタリはとりやすくなりますが、
 食い込みが悪くなり、
 逆に、胴調子にするとアタリはとりにくくなりますが、
 食い込みは良くなります。

◆塗装
 竹竿は塗装しないとすぐに劣化しますから、
 弾力性のあるエナメルかウレタンの塗料で薄く塗装しましょう。
 あまり厚塗りすると竿の調子を損ねるので注意します。  

◆ガイド
 道糸を通すためのガイドを付けますが、ガイドの大きさや
 個数、付ける位置などは、竿の調子を決定づける大切な要素ですから、
 慎重に調整しながらの作業になります。
 ガイドの数は4〜6個とし、先端のガイドほど小さくすると
 良い調子が得られます。
 ガイドは市販されていますが、これも自作可能です。
 細いステンレス針金を買ってきて、好みの大きさにループを作り、
 ガイドとします。ループは先端側ガイドの直径を2〜3mm
 手元側ガイドで5〜6mmの大きさにします。
 ガイドは竿の上面側に仕付け糸などで巻き締めしてから、
 エポキシ系の接着剤で固定しましょう。
 なお、ガイドの位置決め作業は、セロテープなどで仮止めしながら、
 竿全体の調子を慎重にみきわめて行います。

◆取っ手(握り)と糸巻き
 最後に、自分好みの握りを付ければ出来上がりです。
 握りは、木片でも木の棒でも何でも構いませんが、
 竿全体のバランスと調子が出るよういろいろ試すと面白い発見があります。
 糸巻きは、短い竹ひごを握りに2本差し込めばいいし、
 リールを付けるなら、
 市販のリールシートを握り部分に取り付ければ良いでしょう。

◆◆さあ、今から竿を自作して、ワカサギ釣り本番に備えませんか?

投稿者 nagasan : December 1, 2006 04:28 PM