名水とミネラルウォーター
木曽川源流の里、木祖村の水木沢が「平成の名水百選」に選定されました。
これは、環境庁が昭和60年に選定した名水百選・・・「昭和の名水百選」
に加え、新たに選定されましたので、合計200選となった訳です。
◆名水とはどんな水?
名水と言われる水は、「きれいな水」・「おいしい水」・「安心して飲める水」
などと思われていることが多いようですが、実はそうでもないようです。
環境省(旧環境庁)が定めている名水百選の選定基準を見ると、
水質や水量のほかに周辺環境や利用状況、保全活動など、
さまざまな評価事項があります。
この中で、特に飲用に適するか否かについては、
選定評価事項に含まれていません。
すなわち、「名水百選」は飲み水として選定されたものではなく、
全国に存在する清澄な水の再発見をはじめ、水環境保全の推進を図ることが
主な目的なのです。
◆ミネラルウォーターとは?
皆さんは「ミネラルウォーター」って何だと思いますか?
一般的には、ミネラル(カルシウムやマグネシウム)が豊富に含まれた
天然水だと思われているかもしれませんね。
欧州などと違い、日本では水道水を飲料水としていますから、
ミネラルウォーターと言えば、水割り用の水か、飲料用に成分調整と
殺菌された水くらいにしか思っていない方もいるはず。
今でこそペットボトル入りの水がたくさん販売されていますが、
昔では考えられなかったことです。
◆軟水と硬水
水に含まれるミネラル分の量(硬度)によって、
軟水・硬水に分けられています。
日本では、硬度 100mg/リットル以下のものを軟水、300mgまでを中硬水、
それ以上を硬水としています。ちなみに、市販されているおいしい水
「ミネラルウォーター」は軟水がほとんど。(日本人好みなんでしょうか?)
◆おいしい水のペーハー(pH)
ご存知のとおり、ペーハー(最近はピーエッチと呼ぶ)は酸性やアルカリ性の
目安となる数値ですが、人間がおいしい水と感じるペーハーは、
6.0〜7.5といわれています。
ペーハー7.0が中性で、数値が小さくなるほど酸性となります。
◆◆おいしい水木沢の水
「平成の名水百選」に選定された水木沢の水は、
ペーハーがほぼ7.0と中性です。
また、硬度が低く軟水であること、水温も夏季で14〜15℃と冷たく、
有機物による汚れの指標となるCODも0.5mg程度とたいへんきれいで
飲み水として適していると言えます。
名水百選は、飲み水として選定されたものではありませんが、
水木沢の水は一度飲んでみてもいいのではないでしょうか?
先日、水木沢・原始の森の水を飲んでみましたが、本当においしいです。
みなさんも是非いかがでしょうか?
ただし、くれぐれも自己責任の範囲で・・・
投稿者 nagasan : September 15, 2008 04:53 PM